J ご神木 なぎの木
手水舎の後ろにそびえるなぎの木は、本殿の相殿神、熊野久須毘神にちなんだご神木です。
なぎの木の葉は熊野詣を無事終えた人たちが、帰路の無事を願いお守りとして持ち帰ったことから魔除けのお守りとして重宝されてきました。また、葉には縦に細い平行脈が多数あって、横にちぎることができないことから、「大切な人との縁が切れない」と縁結びのお守りとしても大切にされています。そのほかにも、雄株と雌株があることから、両方の葉をお財布に入れ、金運のお守りにする風習もあります。